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志望校別対策

【ノートルダム清心・算数】大問2以降の最大の鍵!「部分点」をもぎ取る途中式の書き方

この記事の重要ポイント

  • 清心算数で差がつく部分点答案の作り方
  • 採点者に伝わる途中式と言葉の添え方
  • 家庭で鍛える記述型算数トレーニング法

導入

ノートルダム清心中学校を目指して日々学習を重ねている受験生と保護者の皆様へ。

過去問演習において、ノートルダム清心 算数の大問2以降(旧「その②」)の解答用紙を見たとき、その「[式]」と書かれた広大な空白に何をどう書けばよいのか、戸惑いを感じたことはないでしょうか。「答えは合っているはずなのに、なぜか過去問の点数が伸びない」「計算スペースとして使っていいのか分からない」といった疑問は、 ノートルダム清心受験生 が必ず直面する壁です。特に、中学受験の算数で差がつくこの部分の途中式の書き方は重要です。

清心の算数において、大問2以降は単に「最後の答えが合っているかどうか」を測る場ではありません。そこに至るまでの「論理的な思考のプロセス」を精緻に評価する場なのです。これが 部分点 を獲得するための鍵となります。

今回は、合否を大きく分ける「部分点」を確実にもぎ取るための、途中式の書き方と答案作成テクニックについて、客観的な採点基準と現場の指導経験から詳細に解説いたします。効果的な算数対策として、ぜひご活用ください。

ノートルダム清心・算数大問2以降の事実とデータ

清心の算数は50分・100点満点で行われますが、その出題構造は大きく二つに分かれています。スピードと正確性が問われる前半の「その①(約15分)」に対し、後半の「その②(約35分)」は大問が3題程度出題され、じっくりと思考力が問われます。

ここで最も注視すべきは、問題用紙や解答用紙に示された「式や考え方を書きなさい」という明確な指示です。

清心の大問2以降においては、最終的な答えが間違っていたとしても、途中の考え方が論理的に正しければ「部分点」が与えられます。近年の清心算数の合格ラインは75点以上と非常に高水準に達する年度もあり、この部分点をいかに拾い集めるかが合否の決定打となります。

一方で、厳しい現実もあります。たとえ最終的な答えが正しくても、そのプロセスが十分に説明されていなかったり、論理の飛躍があったりする場合は、満点が与えられない可能性が極めて高いのです。つまり、あの広い解答欄は単なる計算用紙ではなく、採点者に対して「私はこのように論理立てて正解に辿り着きました」と証明するための、プレゼンテーションの舞台として用意されているのです。

採点者に伝わる言葉を添える記述の極意

では、具体的に「採点者に伝わる答案」とはどのようなものでしょうか。算数が伸び悩む受験生にありがちなのが、解答欄にいきなり数字の羅列(筆算)を書き散らしてしまうケースです。これでは採点者に意図が伝わりません。部分点を確実にもぎ取るためには、以下のテクニックが不可欠です。

第一に、数式に「日本語(主語)」を添え書きすることです。 ただ「120 ÷ 3 = 40」と書くのではなく、その横に「(1人あたりの個数)=」や「全体の量を1とおくと、」といった短い言葉を一言添えるだけで、数式の意味が明確になります。美しい文章を書く必要はありません。算数的な論理を第三者に過不足なく伝えるための「設計図」として、主語や条件を明示することが極めて重要です。

第二に、図やグラフを積極的に描画することです。 言葉だけで複雑な状況を説明しようとすると、かえって論理が破綻しやすくなります。解答欄の広いスペースを活用し、自ら状況を整理した「線分図」や「面積図」「ダイヤグラム」などを簡潔に描き込んでください。図解は自らの思考を助けるだけでなく、採点者に対する「条件を正しく把握している」という何よりの証明になります。

第三に、計算プロセスの透明化を心がけることです。 見栄えを気にして筆算の跡をきれいに消しゴムで消してしまう受験生がいますが、これは避けるべきです。計算の過程を読みやすく残しておくことで、万が一最後の最後で計算ミスをしてしまっても、「考え方や立式は完璧だった」という確たる証拠が残り、部分点の獲得につながります。

家庭で即実践できる途中式トレーニングのステップ

この「採点者に伝わる記述力」は、試験本番で急に発揮できるものではありません。日々の家庭学習から、以下のステップで物理的なトレーニングを積む必要があります。

1. ノートの計算エリアと記述エリアを分離する

塾の宿題を解く際、ノートの余白にあちこち筆算を書く悪癖を断ち切らせてください。ノートの左右を線で区切り、左側を「思考・途中式エリア(採点者に見せる部分)」、右側を「筆算エリア(作業スペース)」として役割を物理的に固定します。これにより、「式」と「計算」が全く別の行為であることを体感させます。

2. 立式と日本語の添え書きのみを行う訓練

問題を見てすぐに計算を始める衝動を抑えるため、「今日は答えを出さなくていいから、問題を解くための式と、その式が何を表しているかの言葉(日本語)だけを書いてみよう」という課題を与えてください。数式に意味を持たせるプロセスを反復することで、論理を整理する意識が自然と芽生えます。

3. 第三者が読んで理解できるかを基準とした丸つけ

ご家庭で過去問などの丸つけをする際、答えの正誤だけでなく、「この式だけを見せられて、お母さん(お父さん)はあなたがどう考えたか理解できるかな?」と問いかけてください。自分にしか読めない乱雑な式になっていないか、客観的な視点からチェックし、記述の「型」を洗練させていくことが不可欠です。

まとめ

ノートルダム清心の算数大問2以降は、答えの正誤という結果だけでなく、そこに至る論理的思考力と表現力のプロセス全体が評価される、厳格な部分点勝負のセクションです。

解答欄に計算を書き散らすのではなく、数式に短い日本語を添えて意味を持たせ、図やグラフを用いて思考を視覚化し、計算プロセスを透明に保つ。この「他者に伝えるための作法」を日々の家庭学習から徹底することが重要です。ノートの記述ルールを見直し、立式と思考の言語化を反復する地道なトレーニングこそが、採点者に評価される誠実な答案を生み出し、清心合格への扉を開く最強の武器となるはずです。

マナベル講師

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